LABO事業
「自然と人間が調和した暮らし」誰もが望む理想の生活がそこにあると思います。
朝は小鳥たちが喜びの歌を歌い、初夏には燕が巣を作り、かわいいひなが飛び立っていく。美しく耕された土地には、ホワイトセージをはじめ、ティートリー、レモンマートル、レモンユーカリ、フェンネルなどなど様々なハーブが育っています。そして地中海と似た気候の海を見下ろす山々には美しく実ったレモンやその他の柑橘。どの季節も輝いています。そんな牛窓で植物の蒸留を始めたのは2020年。LABO事業は長年の夢でもありました。
浄化の作用があるといわれ、ネイティブアメリカンが大切してきたハーブ「ホワイトセージ」。
そしてアボリジニの人々が薬としてまたお茶として古くから愛してきた「ティートリー」や「レモンマートル」。
私たちのもう一つの拠点、オーストラリア ケアンズでもメジャーな植物です。
植物たちが人間に様々な贈り物をしてくれること。そしてその「命のしずく」精油や芳香蒸留水を抽出し、心身共に健やかな毎日をおくるために抽出された「命のしずく」を使うことは本当に幸せです。
私たちが考える「自然と人間が完全に調和した暮らし」の一つの答えが「蒸留」でした。
自然いっぱいの環境で過ごすことが難しい方にも、牛窓の大地のエネルギーを持つ「精油や芳香蒸留水」をお届けしたいと思います。
五感の中で唯一、ダイレクトに脳に働きかけると言われる「嗅覚」香りが持つ力は計り知れません。
牛窓カッシーノ蒸留所
築80年を超える「古民家」をできるだけ「昔風」に改装して、牛窓蒸留所が誕生しました。長く空き家だった建物です。
「現代風」に改装されていた場所は、新建材を取り去って昔ながらの梁や土壁を表に出しました。職人さんを探して漆喰を塗ったり、床板を無垢板に張りなおしたり。大変なことも多かったけれど、やはり「自然と調和した」建物はくつろぐことができ、身体も喜びます。
私たちの蒸留所には水蒸気蒸留法の釜が3台あります。
原料となる植物を釜に入れて蒸し、その水蒸気を吹き込んで蒸留する方法です。
月のリズムに合わせて、「新月」と「満月」に蒸留ワークショップを行っています。
レトロガラスがふんだんに使われた古い建具の美しさ、アンニュイな光を通すレトロガラスを使った「お月様モチーフ」のステンドグラスもオーダーしました。
そうそう、この家に昔住んでいた「露子」さん。とても信心深い方で素晴らしい神棚があるんです。蒸留の前にはお祈り。蒸留できたオイルはその神棚のペンデュラムの下にしばらく置いて祈りを込めています。
芳香蒸留水と精油
植物から水蒸気蒸留法で精油を抽出すると、芳香性の高い水溶液が得られます。
植物を蒸すことで精油を含んだ水蒸気になり、気化したものを冷却水で冷やして再び液体に戻します。
オーガニックの植物たちからいただいた「命のしずく」皆さまの日々の生活でぜひ活用してください。
また、牛窓カッシーノ蒸留所ではネイティブアメリカンが聖なる植物として大切にしてきたホワイトセージを自家栽培しています。
浄化力に優れたホワイトセージを使って、部屋やストーン、ご自身の浄化をされている方も多いですね。
新月と満月に丁寧に摘み取ったオーガニックのホワイトセージの芳香蒸留水と精油を皆様にお届けできる日を楽しみにしています。
精油 / アロマオイル
フローラル系、柑橘系、ハーブ系、それぞれに特色があります。
アボリジニの人々が大切にしてきた抗菌力が高い「ティートリー」や地中海に似た牛窓の穏やかな気候で育つ「レモン」や「金柑」など様々な柑橘も蒸留しています。さわやかな柑橘の精油をぜひお楽しみください。
芳香蒸留水
そのまま肌や髪に吹きかけたり、マスクスプレーやルームスプレーにも最適。精油やグリセリンなどを混ぜて自分だけのローションを作るのも良いですね。
開封後は冷蔵庫で保存して早めに使い切るようにしてください。
ホワイトセージ
鹿忍神社「かしの」の麓にホワイトセージガーデンがあります。
地域全体の浄化にも繋がっていると思います。
広々とした土地にゆったりと植え付けられたホワイトセージたち。最初に植え付けた株数は「108株」です。中には花をつけたものもありますよ。
豊かな土地のエネルギーを受けてすくすくと育っています。地域全体が浄化されているようで皆さんからも喜んでいただいています。
そしてホワイトセージの摘み取りから参加していただき蒸留までを体験するスペシャルなワークショップもあります。どうぞお楽しみに!
今後大切に育てたオーガニックのドライホワイトセージや苗の販売も行っていく予定です。